あまざけ屋の七転八倒ブログ

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【閑話休題】 映画「キャプテン・アメリカ :シビル・ウォー」を観てきたので書いてみる

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前回「テラフォーマーズ」を観てきたわけで、今回の「キャプテン・アメリカ :シビル・ウォー」を観てきました。つうか、普通は「こっちを観るのが先だろ!」っとツッコミを入れたくなるところですが、面白いのがわかりきってる作品よりも、自分の人生に挑戦する映画のほうが気になるんですよ。

 

ええ、挑戦というか無謀ですね。分かってますよ。

 

 

で、シビル・ウォーですが

感想:

めっちゃ良かった!!!独身で時間とお金に余裕があったら、箱で2、3回観てもいいと思える作品です。

家でDlifeが映るため、地上波よりもバンバンCMが入り、「ちょっとネタバレすぎね???」っと思うし、Youtubeでも画像がバンバン載ってるわけですが、

 

そんなの目じゃない!そんなの知っても思う存分楽しめる「大人」の映画でした。

 

一見の価値ありです。つうか、みんな箱で観ようね。

 

 

 

さて、ココからは感想としてややネタバレが含まれる可能性があるので、これから観ようと思う人は観ないように。できうる限り控えるけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シビル・ウォーの原作では、映画と同じように「超人登録法」をめぐって、賛成のアイアンマン派と反対のキャプテンアメリカ派に分かれて、マーベルヒーローが入り乱れて戦うストーリーです。まぁ、かなり長い話なので、2時間半では収まらないぐらいの話なんですが、その基本ストーリーをしっかり踏まえつつ、この先登場のヒーローたちにも活躍の場をあたえたのが今回の映画版です。

 

観て一番驚いたのは、今回「ヴィランが居ない」ということです。クロスボーンズは除いてね。アレは今回雑魚扱いですから。重要なキャラだけど。

登場キャラの中で「バロン・ジモ」を元にしたキャラは居ますが、彼のことをヴィランと言っていいのかは微妙でしょう。彼は加害者でも被害者でもあるのですから。

 

基本の部分で思うのは、ある程度分かる年齢になってから「ウルトラマンと怪獣が闘った後の街は誰が直すんだろう?」「スーパー戦隊のロボットが転んで壊れたビルには人は居なかったのだろうか?」と考えた人はいっぱいいると思うのですが、コレの考えが今回の映画の根本と言えるでしょう。

もちろん、「国境を越えて世界の敵を倒す」「そのためにその場所で多少なりとも犠牲が出てしまうのは仕方ない」というのは、今の世界情勢そのものと言えるでしょう。そこには被害者もあり加害者もあり、その両方になってる人もいるわけで、そんな葛藤がこの映画にはよく現れています。もちろん、アントマンスパイダーマンのような「そんなのかんけーねぇ」ってのもいるので、それもそれで話を暗くなりすぎずで面白いんですけどね。

とにかく、今までのマーベル映画のような絶対的な敵が居て、それをピンチもありつつ痛快に倒すっていう映画ではなく、マーベル映画の爽快感を残しつつ、その裏でのツッコんでこなかった戦闘への矛盾や時事ネタを含んだ大人な娯楽映画になってました。

 

ただ、最終最後の部分に関しては、色々と衝撃的でした。観てて全然気が付かなかった。そして、ブラックパンサーがジモにいう言葉は、ソレが真理だし、だからこそソレを行うことはみんな分かっていても出来ないんだと。

 

 

次はドクター・ストレンジですか。カンバーバッチですか。楽しみだけど、今回出なかったなぁ。つうか、スパイダーマンの服はスターク・インダストリー社製なのかな?

 

 

 

ああ、あと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィジョンも服着るんだ(w