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あまざけ屋の七転八倒ブログ

あまざけ屋のあまざけ屋によるあまざけ屋のためのLINEスタンプだったり趣味事だったりのブログです。ご贔屓に。

【閑話休題】 シン・ゴジラ観てきたので書いてみる

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とりあえず、遅ればせながら「シン・ゴジラ」観てきました。

世の中で色々騒がれてるし、人気もあるみたいなので、観に行ってみた。

これは「新」なのか「真」なのか・・・・・・

 

 

 

 

 

でだ、結果的には「辛」ゴジラでした。

この世の中と自分の中での温度差は「世界の中心で愛を叫ぶ」を見た時並に感じました(失笑で終わった映画でしたよ。「助けてください!!!」で箱で笑いそうになった)

 

 

 

 

 

 

以下ネタバレで

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラは小学生時代にしょっちゅうテレビで再放送をやっていて、今思うといい時代だったなぁっと思うわけですが、ゴジラは単純に言えば3種類に分かれると思うわけです。

 

1.「初代ゴジラ」「ゴジラの逆襲」のような、ゴジラ単体のディザスタームービー

2.「モスラvsゴジラ」のような人間無視の日本をリングにした怪獣プロレス&ディザスター映画

3.「ゴジラvsメカゴジラ」のようなゴジラがなんだか人間の味方っぽい動きをしてくれる怪獣プロレス娯楽映画」

 

今回のシン・ゴジラはこの手で言えば、1.にあたる映画になると考えます。

文字通り、「予備知識なく突然日本に怪獣が海から出てきたらどうなんの?」映画なのである。だからこそ、必要になるのは「リアルさ」になってくると思うわけです。人間の意志の通じない動く災害ですからね。

 

 

きっぱり言えることは、良くも悪くも中途半端な映画だということだろう。

キャッチフレーズとして「現実vs虚構」とあるが、この手のネタの実写映画は古今東西いっぱいあったりする。近年では「クローバーフィールド」とか「第9地区」などもそう言えるかもしれない。

この場合は必要になってくるのは、どこまで「リアル」に近づけるかという部分だったりする。その「リアル」とは嘘の映像でも事実のように見える映像のことだと思います。それがシン・ゴジラにはまったくないのだ。

ゴジラが実在しないのは当たり前だし、陸上にこのような巨大生物はいない。ここはどうでもいいのだ。そこではなく、船が波に押される・電車がぶつかる・車が吹っ飛ぶがまったくもって物理法則を無視して、あからさまなCGに見えてくる。「いや、船が波に押されるシーンなんて誰も見たこと無いから計算で・・・」なんて思うかもしれませんが、ほとんどの人が近年見てるのですよ。東日本大震災で。電車が高速で脱線したらどうなるかもニュースで見てるんですよ。だから、実写で物理法則を無視するような画像を作れば、あからさまな嘘映像とわかり、興ざめしてしまうのです。

「CGにはお金がかかるから」って言うなら、必要のない出演者のコスト下げたほうがいいのでは?斎藤工は必要だったか?

 

 

音楽も中途半端。きっと旧ゴジラをリスペクトして使用しているのでしょうが、音楽や効果音で、旧ゴジラのものも使用しているのですが、これがまったくもってリアルさに合ってない。それこそエヴァな音楽が出てくると失笑しか出てこない。

確かにゴジラだからゴジラっぽい音楽が使いたいのは分かる。あの音楽は昭和な娯楽大作なゴジラに合っているのであって、リアルっぽいディザスタームービーには音色が強すぎて、強すぎる調味料をかけすぎた料理のように主張しすぎて合ってないのだ。

 

 

無駄にリアルなのは日本の政治部分。無駄に責任のなすり合いと、連絡の多さ、官僚の方々が実際の業務をしているところ。これがまた無駄にリアルなので、余計にイラッときてしまう。そして、主人公たち官僚の方々の「日本は俺達で守るぞ!」という温度差。その温度差がスポ根並の激アツさのため、暑苦しすぎてリアルさがまったく感じない。日本映画のシリアル映画内のコメディセンスの無さは絶望的です。

確かに東日本大震災の際、大臣たちよりも官僚の方々や自衛隊の方々が実質的に動き、機能回復を果たしたことがそこかしこで言われている通り、これは素晴らしいことでしたが、それを映像化すると非常に滑稽に写ってしまうわけです。

しかも、アメリカからの大使がAEONだからねぇ・・・・・・セイン・カミュでもよかったじゃん!ダニエル・カールでもよかったよ!!!

 

あと、日本映画特有の無駄な絵ね。AEONは何故だだっ広い場所に立ってた?絵的にいらないんじゃない?「映画を2時間に押さえるためにいろいろやりました」的なことを書いてるコラムもありますが、無駄な絵を無くせばもっと短くなるんじゃね???

 

 

きっと、ココ最近の日本を襲っている自然災害の部分も合わせてのゴジラ映画だったと思うのだが、ポリティカル映画にしたかったのか、ディザスター映画にしたかったのか、それとも娯楽大作にしたかったのか、そこの部分での中途半端さが非常につまらなく感じた部分だと思います。

 

個人的な結論で言えば、「これってゴジラって言わなくていいのでは???」と。オリジナルのポリティカルディザスタームービーとして「クローバーフィールド」のような構成にすれば良かったのでは???と思わなくもないです。

そうじゃなきゃアニメで良かったんだと思うよ。それだったら、「アニメだからすでにリアルじゃない」で済んだと思います。

 

評価:TVかDVDかネット配信をながら見で十分です。

 

 

 

とりあえず、もう二度とこの2人の監督の実写映画は観ません。残念。